はじめに
休職中は、
「どう過ごせばいいのか」「このままでいいのか」
と悩むことが多いものです。
私自身も、当時は不安や焦り、自己嫌悪を感じることが多くありました。
ここでは、
そんな私が休職中に気をつけてよかったと感じた3つのことを、
体験談とともにお伝えします。
今、休職中の過ごし方に迷っている方や生活リズムを見直したい方の参考になればうれしいです。
休職中の過ごし方で気をつけたい3つのこと
復職を焦らないこと
リワークに通い始め、
午後のプログラムに週5日通うリズムが心地よくなっていた頃のことです。
「もう少しこのまま午後のリズムを続けてから徐々に午前のプログラムに移るのだろう」
と思っていましたが、
心理士さんから思ったより早く午前への移行を告げられました。
同じタイミングで午前に移る人がもう一人いて少し安心したものの、
朝9時までにリワークに着く準備は想像以上にプレッシャーでした。
午前のリワークが増えるにつれて、
「復職が近いのか」
「まだ心の準備ができていないのに」
と強い不安と焦燥感を感じるようになり、
リワークで行う気分チェックの結果も悪化していきました。
そんなとき、
心理士さんが面談をしてくださり、
「まだ復職のことは考えなくて大丈夫です。そのときはきちんと前もってお知らせしますよ。」
と声をかけてもらい、気持ちが楽になりました。
実際、
医療の現場でも
「回復のペースは人それぞれで、焦ることはかえって悪循環につながる」
と言われています。
復職を焦らず、
今は心と体の回復に集中することが大切なのだと実体験を通して理解しました。
行動できない自分を責めないこと
私はもともと「早起きこそ正しい」と思っていて、
休職中に昼まで寝てしまったり、
やろうとした家事ができずに1日が終わると、
強い自己嫌悪に陥っていました。
今思えば、
エネルギーが低下している状態だったので、
頭で思うように体が動かないのは当然だったのです。
通院やリワークに通う中で、
少し家事をしただけでも心理士さんや担当医から
「それは大変でしたね。今日は早めに休んでください」
と言われ、
「もっと自分に優しくしていいんだ」
と気づけました。
うつ病の治療では、
「今は休むことが最優先であり、何もできない日があっても当たり前」
と言われています。
できない自分を責めず、小さなできたことに目を向ける。
それだけで心がラクになっていきました。
生活リズムを整えるために「早起き早寝」を意識すること
休職直前は夜眠れず、休職後も寝られない日が続いていました。
リワークの講義で心理士さんから
「早寝早起きよりも、まず早起きを意識すると生活リズムが整いやすい」
と教わり、目から鱗でした!
それまでは、
夜遅く寝るとその分起きる時間を遅らせる生活でしたが、
前夜の寝る時間に関係なく、
決まった時間に起きることを続けました。
すると夜は自然に眠くなり、
23時には眠れるようになり、最終的には21時ごろには眠くなるほどにリズムが整いました。
リワークに通うことで適度な疲労感もあり、
夜ぐっすり眠れるようになったのも大きかったです。
一般的に、
うつ病の治療では「生活リズムを保つこと」が重要とされ、
とくに「朝同じ時間に起きる」ことが強調されます。
無理のない範囲で、
少しずつ早起き習慣をつけることが回復につながるのだと実感しました。
無理しないための心構え
休職中は、自分に必要以上の期待をかけず、
周りと比べず、
自分のペースで過ごすことが大切です。
つらいときは医師や心理士といった専門家、または信頼できる人に相談し、
ひとりで抱え込まないようにしましょう。
まとめ|休職中は「休むことが仕事」

休職中を振り返ると、
焦らず、責めず、少しずつ生活リズムを整えることが、回復につながったと感じます。
メンタル不調になる人の中には、
「自分で何とかしなくては!」
と考える自分に厳しい性格の人が比較的多いように感じます(わたし自身もそうでした)。
専門家のアドバイスを聞きながら、ある程度身を委ねて、
自分に合ったペースで生活と心を整えていく感覚を身に着けられると、
回復への道筋ができてくるのだと思います。
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