休職中は寝てばかりでいい?過眠は「うつの典型的な症状」
うつでは「過眠」や「無気力」はよくある症状です。
私もそれを知らなかった頃は、「怠けているのでは」「意志が弱いのでは」と自分を責めていました。
でも、病気のことを知ってからは受け止め方が変わりました。
たとえば風邪をひけば咳や熱が出ますが、そのとき私たちは「休んで治そう」と考えますよね。
過眠も同じで、回復のために現れる症状なのです。
「症状だからこそ悩む必要はない」――そう理解できたことで、私は気持ちが少し楽になりました。
私が心理士から受けたアドバイス「寝れるだけ寝ていい」
休職初期に心理士の先生から言われたのは、
**「寝れるだけ寝ていい、それが回復のサインです」**という言葉でした。
最初は「寝てばかりでいいの?」と不安に思いましたが、実際に毎日眠ることで少しずつ体が楽になり、頭もクリアになっていきました。
「疲れているときは体が自然に眠りを求めているんだ」と理解してからは、過眠そのものに罪悪感を持たずにすむようになりました。
回復期に入ったら生活リズムを整えるコツ
ただし、ずっと寝続けるのではなく、回復の段階に応じて過ごし方を切り替えることも大切です。
私の場合、リワークに通い始めると、お昼からのプログラムに参加するために午前中に起きる必要が出てきました。
それまではお昼まで寝ていたけれど、意識的に10時くらいに起きられるように調整することで、まずは午前中に起きる習慣が自然と身についていきました。
そして、リワークに参加できた日は「今日は行けた」という実績が積み重なり、達成感にもつながりました。
回復期に感じやすい焦燥感と「ぐるぐる思考(反すう)」
回復してきたからといって自然に活動的になれたかというと、そう簡単ではありませんでした。
ふとしたときに「ぐるぐる思考(=反すう)」が始まって動けなくなったり、「やろうと思っていたことが結局できなかった」と落ち込むことも続きました。
回復してきているはずなのに動けない自分に、さらに罪悪感や焦燥感が募ることもありました。
そんなとき、リワークで学んだのが「小さな行動から始めてみる」という方法です。
行動活性化とは?小さな一歩から始める休職中の過ごし方

たとえば「簡単な掃除を少ししてみる」「散歩をしてみる」など。
最初は気持ちが重かったのですが、一つ行動すると次の行動につながることがあり、意外とエネルギーが湧いてくるのを感じました。
無理のない範囲で少しずつ動くことが小さな達成感を積み重ねることにつながり、回復のステップになったのです。
「休む時期」と「少しずつ活動を増やす時期」を切り分けて考えるのが、私にとっては大事なポイントでした。
行動活性化とは?
しないといけないとわかっていても、やる気が出なくて行動に移せないこともよくあります。(中略)そうしたときに、やりがいを感じられることや楽しめることをすれば、またやってみたいという気持ちになります。それも、大がかりな行動ではなく、ごく日常的な行動の積み重ねがこころを元気にします。これが、「行動活性化」と呼ばれる方法です。
🔗引用元:厚生労働省「こころの耳」(PDF)
急性期と回復期の違いを知ることの大切さ
私がリワークに通っていたとき、心理士の先生から
「うつの急性期と回復期では症状や過ごし方が変わってきます」と教わりました。
- 【急性期】とにかく休養が優先。過眠や無気力も「回復のために必要な反応」
- 【回復期】少しずつ生活リズムを整え、行動活性化に取り組むと効果的
実際に私も、寝てばかりの時期から少しずつ動けるようになり、リワークを通して「今は休むべき」「そろそろ動いてみよう」というペースをつかむことができました。
特にリワークでは、自分だけで判断せず、心理士や担当医が病状を見て適切なタイミングを教えてくれたので安心でした。
まとめ|休職中は「今の自分に合った過ごし方」で大丈夫
休職中に「寝てばかりでいいのか」と悩むのは自然なことです。
でも、過眠はうつの典型的な症状であり、治療の一部と考えてよいのです。急性期はしっかり休養をとる
回復期には少しずつ生活リズムを整え、小さな行動を試してみる
判断は自己流ではなく、専門家と一緒に行うと安心
- 急性期はしっかり休養をとる
- 回復期には少しずつ生活リズムを整え、小さな行動を試してみる
- 判断は自己流ではなく、専門家と一緒に行うと安心
今悩んでいる方が、今の自分の状態に合った過ごし方を受け入れることで、
罪悪感や焦燥感から少し解放されるといいなと思っています。
毎週【月・木】にブログを更新しています。
最新情報はXでもお知らせしていますので、気軽にフォロー&感想いただけるとうれしいです📢
👉 @goodmental_log

関連記事はこちら👇
🔗休職中の社会保険料はどう支払う?スマホキャリア・サブスク見直しで支出を抑える方法
コメント