認知のクセがお金を遠ざける!?|思い込みを手放して資産形成を始めよう

認知のクセがお金を遠ざける|思い込みを手放して資産形成を始めよう 資産形成
認知のクセがお金を遠ざける|思い込みを手放して資産形成を始めよう

お金の不安は「知らない」ことから生まれる

「自分はお金に縁がない」「お金持ちになる未来なんて想像できない」──
かつてのわたしも、そんなふうに思っていました。

でも、一方で「毎月お金が足りない」「もっと収入が多ければいいのに」と感じていました。
この矛盾、実は多くの人が抱えているのではないでしょうか。

これは “認知のクセ” によって作られた思い込みだったと気づきました。

お金に対して「どうせ自分には無理」と決めつけることが、行動を止め、結果的にお金を遠ざけてしまうのです。


「自分にはできない」と思うのは、認知のクセかもしれない

認知行動療法(CBT)では、「自動思考」という言葉が出てきます。
それは、無意識に浮かぶ“思い込みのパターン”のこと。

たとえば、

  • 投資はお金持ちがやること
  • 給料が低い自分には無理
  • 今さら始めても遅い
  • 失敗したら怖い

こうした思考は、事実ではなく感情や過去の経験に基づいた認知のクセです。
そして、この思い込みが “行動のブレーキ” になっている可能性が高いです。


「知ること」でお金の不安は減らせる

不安というのは、「わからない」から生まれます。

マネーリテラシーが低いと、不安を“想像”で補うしかないため、ますます怖くなる。

「老後2000万円問題」が話題になった時期がありましたが、そんなに貯められるわけがない、自分の老後はどうなってしまうんだろう、と私も不安を感じたことがありました。

けれど、知識が増えると不安は現実的な問題に変わり、解決の手順が見えてくるのです。

  • 収入が多くなくても、固定費を見直せば余裕が生まれる
  • 余ったお金を生活防衛資金として積み立てれば、心理的安心が得られる
  • 積み立てができたら、少額から投資を始めればいい
  • 時間をかけて積み立て投資すれば2000万円貯めるのは現実的

これらは特別な才能や高収入が必要なことではなく、再現性の高い行動です。
やるか、やらないか──ただそれだけの違いで未来が変わるのです。


認知を修正する:事実ベースで考える練習

認知のクセを修正する最初のステップは、「事実」と「思い込み」を区別すること。
お金に関する自動思考を、CBTのように書き出してみるのもおすすめです。

思い込み事実
投資はお金持ちがやるもの月1,000円からでも始められる証券口座がある
給料が低いから貯金できない固定費を月5,000円減らせば、1年で6万円貯まる
お金の勉強は難しい書籍や動画で無料で学べる時代になっている

こうして「思い込み → 事実」の書き換えを続けていくと、
お金に対しての苦手意識が薄れ、少しずつ行動できるようになります。


資産形成の第一歩は、家計を整えること

資産形成は、特別なことではなく「家計を整える」ことから始まります。
いきなり投資を始める必要はなく、まずはお金の流れを把握して整えることが大切です。

固定費の見直し

格安スマホへの乗り換え、esimの活用、民間保険の整理など。
小さな改善でも、月数千円単位での節約が可能です。

固定費の見直しは日常生活の満足度を下げずにできる節約です!

借金をしない(あるいは早めに返す)

利息は「逆方向の投資」です。借金が減るほど、将来の選択肢は増えます。

自動積立投資を始める

生活防衛資金が整ったら、次は積立投資へ。
自動でコツコツと積み上げる仕組みをつくることで、感情に左右されない資産形成が可能になります。

信託手数料の低いインデックスファンドへ長期投資するのが鉄則!


おわりに:お金を遠ざけていたのは、思い込みだった

「お金のことを考えるのは苦手」
「わたしには無理」
そう思っていた過去の自分に、今ならこう伝えたいです。

あなたをお金から遠ざけていたのは、現実ではなく“認知のクセ”だったのかもしれない。

お金を整えることは、心を整えることと同じ。
思い込みを手放し、事実を見つめることで、未来は少しずつ変わり始めます。

わたしが実践している家計管理や資産形成はどれも初心者ができることばかりです。
今後の記事で、一つずつ解説していきます。

お金の不安を解消して、心の自由を手に入れましょう。


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